1/29/2015

Lenten Rose

この時期といえば、ヘレボルス。以前は原種にこだわって集めたりしていましたが、徐々にそこまでの熱は無くなってしまいました。そうなってしまうと見切りをつけるのも早くなるもので、手元の株は5つほどにまで減りました。
ただ、宿根草の動きが少ない今の時期はどうしても手をかけたくなる植物でもあります。

TCM 09-304

原種のデュメトルム(TCM 09-304)。
2013年に購入、昨年は咲きませんでした。手元に来た時に不稔性の花だったので、今年はどうなるか気になっています。
2009年にスロベニアのLenartという地域、標高259mから採取されたものです。
これが分かるのも、コレクトナンバーのおかげ。


こちらは原種交配。
小さい花が沢山咲く、小輪多花性です。去年も多くの花を楽しみましたが、今年もたっぷりと蕾があがってきました。
近頃、気温が高い日があったので開いてきました。ベインの強く入る個体で、咲き進みながら青緑が発色してきます。


ハイブリッドのグリーン。株が充実してきた模様。
華やかではないですが、花形も整っていて好きな花です。もう少しすれば開くと思います。

花が楽しめるのはこれぐらいでしょうか。
昨年購入した、整形花の黄色などは蕾があがって来ていないので来年に期待です。

1/17/2015

NEW

ご無沙汰しております。
新しい年になったので心機一転です。(過去の記事は非公開になりました。庭が大きく変わったのでこれから新しい記事を書いていこうかと思っています。)

さて、庭は例年よりスッキリとした印象です。
というのも今年の秋から大きく路線を変更し、グラスと限られた数の宿根草に構成し直しました。

・大型の秋咲きサルビア類は思い切って撤去し、耐寒性の強い植物へ入れ替え。
・低木類も一旦移植し、ボーダーは宿根草メインで植栽。
・ボーダーは昨年より長くなり、既存のフェンス面をすべてボーダーへ造り替え。(フェンス面には壁を新しく造る予定。)

庭木も入れて、全体が完成するのはまだまだ先になりそうです。

今回の変更は、昨年の夏にイギリスへ行ったことが大きな動機になっています。
植物の使い方や株間の取り方、色と質感の考えなど新しい発見が沢山ありました。
イギリスのことは別の機会に。

そういうわけで、まだ手を加えていますがとりあえずひと段落したところから少しだけ。

Carex "Phoenix Green"

ボーダーのカレックス"フェニックスグリーン"。冬はオレンジっぽく葉色が変化します。
草丈が高めになる品種で成長も速いため、今年は株分けをして植え付けました。
気温が上がり始めたら刈り込む予定。
夏場は直射が当たり、土もかなり乾燥する環境ですがよく耐えています。
理想はディスカンプシアなどの穂が美しい品種を植えたいのですが、環境面で無理があるので(ディスカンプシアは試したが耐えきれなかった)高さと葉色がちょうど良いこのカレックスに落ち着きました。


全体的にはこんな感じ。奥にパニカムとヘレニウム、ユーパトリウムの矮性種。
手前の刈り込まれたグラスは糸ススキです。(株間狭め)
今は背景がフェンスですが壁面ができればまとまるはず...。

ユーパトリウムを広げて、ヘレニウムを移そうかなとも考えたりしています。

デッキではスイートピーが出番を待っています。
イギリスからの品種です。が、昨年持って帰ってきたものは蒔きそびれたので苗を買いました。


一向に上る気配がありませんが...。